先日、ミサワホームからの返答がありました。
質問は、かなり趣味的部分が多かったのですが思っていた以上に誠意をみせた回答でした。2時間程度のディスカッションもできました。異分野の事を勉強できて久しぶりに楽しかったです。また、建築の分野おけるコンクリート材料?の研究は研究者によりかなり考え方が異なることが調べてみて分かりました。
詳細な返答内容についてはもう少ししたらUPします。
追記
基礎コンクリート強度についてこの時期はコンクリート強度は24Nを狙って配合をするそうです。一方、1,12月のように寒い時期は強度:30Nを狙った配合をするそうです。
この理由が今回の打ち合わせで分かりました。
気温5度程度の場合、強度24Nを狙ったコンクリート配合では、コンクリートの硬化反応が容易に進行せず十分な強度を発現しないそうです。そこで、気温5度程度で硬化反応が進行する配合を用いると結果としてコンクリート強度30Nになるとのことでした。言い換えれば、30Nを狙った配合ではなく低い温度で進行する配合比だそうです。しかしながら、低い温度での硬化反応なので十分な硬化反応が進行しているのか実際は分からないとのことでした。また、暑い時期に、寒い時期に用いられる配合比を用いると急激に発熱を伴う硬化反応が進行することにより硬化時に鉄筋とコンクリートの界面でクラックが発生する可能性あるのではと私は思っています。この点については私が勝手に思っているだけです。有機物の硬化反応ではクラックの発生が多く見られますので。。。
ということで基礎工事に用いられるコンクリートの強度についてはやはりテストピース(サンプルピース)を作製し現場養生した後に7日強度(もしくは28日強度)を測定し実際のコンクリートの強度を予想する必要性があると私は思います。そのほうが安心できます。
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