振り返りの日記になってしまいますが、本日工場見学に行ってきました。
工場見学を行った経緯は、以前の日記に示したと通り、長尺パネル(倉部分を含む壁パネル)の結合部分のボルト緩みが起きたためです。
沼田工場には13時に到着しました。当日は群馬地域の方の工場見学行われていました。このような工場見学は2回目だそうです。
私たちは上記の方々と時間をずらして頂き、品質保証課の方に説明をしていただきながら見学を行いました。
まず、工場見学を行う前に今回の不具合の発生原因について説明を受けました。結局、パネル組み立てラインの作業員の方が席をはずしてしまいパネルが流れたことが原因だそうです。出荷検査についても話がありましたが特別にボルトの結合を確かめる検査工程はありませんでした。
私たちのパネル前後の製造を行ったパネルについても調査を行ったようですが不具合は発見されなかったようです。さらに、これまでにこのような不具合はミサワホームのパネルを製造する工場(7工場)では起きていないそうです。
この不具合の発生原因の件について1時間ほど話があり是正処置の書類も見せて頂きました。是正処置の書類はすべての向上に掲示されるそうです。
ISO-9000シリーズの認証受けている工場なので品質保証体制はしっかりしていると思います(思いたいです)。このような問題が、これから起きないことを願っています。私たちは悲しいですがもう家を建てることは無いと思うので。。。最後に工場長からも挨拶がありましたが今後の保障についてもこれから文書にして頂けるそうです。
説明が終わった後に工場の見学が始まりました。
A〜 ラインがありそれぞれチームになって仕事が進められていました。また、働いている人たちは社員、派遣社員、委託社員のかたがたがいました。さらに、役職者を含めて帽子の色やデザインが異なっていました。
工場イメージは、ライン沿いに大工さんが並んでいる感じです。流れてくる部材をパネルに加工し、そのパネルを接着剤および釘、ボルトで結合し、そしてサッシを導入し外壁を張るところまで行われていました。
接着剤は、それぞれの部位により使い分けがされていました。現場で使用されている接着剤は1液型ポリウレタン系だと思いますが工場では他に2液型接着剤(ポリウレタン/ポリオールだと思いますが)と添加剤(多官能イソシアネートかな?)を接着面に塗布してから2液接着剤を用いる工程もありました。
強度的には@添加剤+2液型>A2液型>B1液型では無いでしょうか。パネルの組み立てには@が使われていました。
また、ミサワホームで用いられている防湿シートはデュポン製であることをはじめて知りました。
話が飛びますがミサワの岡山工場では唯一長尺のパネルを結合なしに一枚のパネルとしてラインに流せるそうです。中国地方の方の蔵のある家の長尺パネルはボルトがないと思いますので誰か確認してみて。。。
このようにパネルの作製ラインはそれぞれの工場に任されているみたいです。
続く
|