先日、地鎮祭が終わり、基礎工事をはじめる日を決定しなくてはなりません。できれば初日ぐらいは立会いを行いたいのですがどうも希望日時がみさわホームと合いません。ここで、ちょっと現場担当者ともめました。ほんの少しですけど。。。
日程もそうなんですが、基礎工事で使用されるコンクリートの品質や養生期間についても現場担当者と意見が合っていません。この時期のミサワホームの推奨養生期間は3日間です。木造住宅の共通仕様書(住宅金融公庫監修)なども気温15度以上で養生期間は3日間以上としてますので問題はないと思いますが、この日程の根拠を求めました。
さらに、私も仕事がら硬化反応について研究しておりますのでコンクリートの水和反応を利用した硬化反応は理解しています。一般的に、硬化反応において一番の問題は、硬化時に応力が発生し、硬化収縮を起こすことです。硬化収縮を引き起こすとコンクリートなどの硬化物はクラックを発生する可能性があります。硬化収縮を低減させるには硬化速度を十分にコントロールする必要性があることをミサワホーム担当者に伝えました。
その結果、コンクリートを基礎枠に流し込むときにサンプルピースも同時に作製していただき試験所にて3日後にサンプルピースの圧縮強度を測定し、合格した後に基礎の型枠をはずすこととしました。このときの試験成績報告書の作製も依頼しておきました。
こんなにうるさく言うつもりはありませんでしたが、私と現場担当者では少し考え方が合わないようでついつい小うるさくなってしまいます。
これからが大変そう。。。
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